ギター講師になるには?資格・求められるレベルは?下手でもなれるの?
今回は、「ギター講師になりたい!」とお考えのあなたに向けて、KUNIKUNOSAKUギター教室の運営者で、現役のギター講師、また講師の採用経験もある私が、ギター講師になるためのポイントについて解説していきます。
- 未経験だけども、ギター講師になりたい方!
- ギター講師に求められるレベルを知りたい方!
- ギター講師に求められるスキルを知りたい方!
- KUNIKUNOSAKUギター教室代表。(未経験・異業種から開業)
- 自身もギター講師としても働き、小さなお子さまからシニアの方に向けてレッスンを行う。
- 業務委託でギター講師を採用した経験あり。
※以上のような経験がある筆者が解説します。
また今回ご紹介するポイントは、当教室が掲げる採用基準を踏まえたものです。
当教室以外のギター教室でも、大方同じような採用基準かと思いますので、これからギター講師の面接を受ける方などは、是非参考にしてみてください。
当教室では日本全国でギター講師を募集しております!本記事を読んで当教室にご興味頂けた方は、是非一度当教室のギター講師募集にご応募ください。
それでは、解説に入っていきます。
結論:ギター講師になるためには、3つのスキルが必要
結論から言うと、ギター講師になるためには、次の3つのスキル・知識が必要です。
- コミュニケーション能力
- 技術力
- 音楽理論の知識
それぞれの詳細について、解説していきます。
①コミュニケーション能力
私は、ギター講師に求められるコミュニケーション能力を以下の3つと考えています。
- a.年齢・性別問わず誰とでも打ち解けることができる力
- b.社会人としての常識・礼儀作法
- c.論理的思考力/言語化能力
a.年齢・性別問わず誰とでも打ち解けることができる力
「年齢・性別問わず誰とでも打ち解けることができる力」とは、読んで文字のごとくの意味です。
ギター教室には、小さなお子さまから70歳を超えたシニアの方まで幅広い年齢層の方にお越し頂きます。
そのため、こうした生徒様をレッスンの場でリードしていけるようなコミュニケーション能力が求められます。
b.社会人としての常識・礼儀作法
「社会人としての常識・礼儀作法」についてですが、こちらは一般企業で働くような社会人が身に着けるべき最低限度のマナーを理解し、実践できることです。
例としては、以下の通りです。
- 気持ちの良い挨拶ができる。
- 適切なタイミングで報連相ができる。
- 時間/期限を厳守する。
c.論理的思考力/言語化能力
「論理的思考力/言語化能力」とは、生徒様の疑問点や改善点に対して、論理的かつ分かりやすい言葉で伝えられる能力のことです。
②技術力
ギター講師に求められる技術力は、クラシック・アコギ・エレキ・フラメンコなどジャンルによって異なります。
今回は、いわゆるポピュラーミュージック(アコギやエレキ)を学びたい、初心者の生徒様に向けてレッスンする際に、ギター講師が求められる技術力のレベルについてお伝えしておきます。
当教室の採用基準としては、下記の通りです。(あくまでも目安です。)
(初心者向けレッスン)
FunkやR&B系のジャムセッションに参加できる。(コードと即興でのソロが弾ける。)
③音楽理論の知識
続いて、求められる音楽理論の知識レベルです。
こちらは講師の方によって、意見が分かれるところでもありますが、当教室の採用基準(初心者向けレッスン)では下記の通りです。
(初心者向けレッスン)
コード理論を体系的に学んでおり、自身の口で分かりやすく説明できる。
一番重要なスキルは?
以上、ギター講師に求められる3つのスキルについてお伝えしました。
当たり前のことですが、大前提、ギター講師として働くためには、これらの3つのスキルが全て重要です。
ただし、当教室においては、採用基準として、求められるスキルの重要度には差があります。
イメージとしては、下記の通りです。
①:②:③=6:3:1
上記の通り、①コミュニケーション能力を最も重視しています。
ギター講師を目指す人で起こりやすい勘違いは、ギター講師になるためには「技術力」さえあればギター講師になれるという認識です。
確かに、上級者/プロレベルの生徒さんを相手にする場合は、「圧倒的な技術力」がないと生徒さんはついてきてくれません。
しかし、多くの生徒様は、ギターを初めて手にするような初心者の方です。
こういった生徒様は、「優しく教えてくれるのか?」か「分かりやすく教えてくれるのか?」など、講師のコミュニケーション能力を重視します。
従って、当教室では①コミュニケーション能力を最も重視しています。
ギター講師に求められるレベルは?下手でも大丈夫?
先ほど、当教室の採用において、コミュニケーション能力を最も重視すると言いましたが、「ならばギターが下手でも大丈夫か?」と言われると、決してそんなことはありません。
生徒様から大事なお金を頂く訳ですから、生徒様に習いたいと思って頂けるほどの技術力は必要不可欠です。
ただし、ギター講師に求められるレベルというは、生徒様のレベルによって相対的に変動します。
先ほど、当教室のギター講師に求められるレベルについて下記の通り解説しました。
(初心者向けレッスン)
FunkやR&B系のジャムセッションに参加できる。(コードと即興でソロが弾ける。)
(初心者向けレッスン)
コード理論を体系的に学んでおり、自身の口で分かりやすく説明できる。
これは初心者の生徒様に対して、レッスンを行う講師のレベル感についてのイメージです。
私の個人的な所感ですが、生徒と講師という関係性が成立するためには、ターゲットとする生徒様の技術レベルよりも3段階以上、上と考えられる講師側の技術レベルが必要と考えています。
生徒様:
ペンタックススケール一片通りの速弾きはできるが、即興演奏は全くできない。
講師:
ビバップのコード進行の中で、トラディショナル・モダンなど様々なアプローチで即興演奏ができる。
ギター講師になるためには、資格は必要なのか?
ギター講師になるためには、「資格」は必要なのか?という問いについても回答しておきます。
結論、ギター講師になるためには、「資格」は必要ありません。
もちろん、生徒様のレッスンの品質を上げようと考えて、「資格」取得を目指すことは素晴らしいことですが、ギター講師になるだけであれば「資格」は必要ありません。
また当教室のように未経験OKの求人もあるため、ギター講師になりたい方は、まずは「求人に応募」することをオススメします。
当教室では「未経験OK」で全国各地でギター講師の方を応募しているため、ご興味ある方は是非この機会にご応募ください。
まとめ
以上、ギター講師になるためのスキルなどについて解説していきました。
さいごに、「ギター講師になりたい!」という方へ。
ギター講師に資格は必要ありません。
つまるところ、重要なのは、生徒様のことを考え抜いて、実行できるホスピタリティ力です。
本記事の内容に共感頂ける方は、是非一度、当教室の面談にご応募ください。
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